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080308 余計にうまくいかない 君のモンタージュ
そのとき稲妻が走った。指先が震えて、胸が「トクン」と音を立てた。自分の耳が赤くなってゆく音を聴いた。恋をするつもりなんて、これっぽちも無いときに限って恋はやってくる。 思わずマッキーなんかを口ずさんでしまう。それほどの衝撃。近年、流行しているソーシャルネットワーキングサービスの代表的存在であるミクシィ。人と人との繋がりをインターネットと言う媒介を通して より大きく、より深く、既知の人、未知の人と知り合う社交の場。この文章を読んでる貴方も18歳以上であればアカウントを持っているのではないか、と推測するんですが、勝手に推測したりすると当ててしまったときに、 個人情報がどうのこうの、などとといわれ裁判を起こされかねないのでやめておきます。嫌な時代になったものです。
そんな時代嫌悪はさておきまして、ミクシィには「あしあと」と呼ばれるサイトで言うアクセス解析がのようなもの存在がするんですが、そこに気になるニックネームを見つけ出した僕。 おっ、これうちの弟が学校で呼ばれてるのと同じニックネームじゃん。へー、あんな良く分からないニックネームで呼ばれてる奴っているんだなぁ、などと思いながら クリックしたところ、どこからどうてみもうちの弟としか考えられないプロフィール。経歴が僕の知る限りの弟と全く持って同一。全米が震撼した。友人の友人がアルカイダだったくらい驚嘆した。
い、いや、でもね、すごく似てるだけで、違う奴かも、し、しれないやん?自問しながら、あくまでも「弟っぽい」人のマイミクを辿ってみるんですが、 どうみても弟の友人です。本当にありがとうございます。これには全米と言うか全人類が震え上がった。感動と衝撃の嵐。天空の城は本当にあったんだ!
ここで僕が仮に一万歩譲って弟が僕のミクシに「あしあと」を残したと認めますと、次に問題になるのは、どうやって僕の元に辿り着けたのか、というこの一点。 本名を晒しているわけでもなく、当然のことながら検索にも引っかからない設定にしてあるわけで。この完全なる防御をどうやって、いとも簡単に突破することができたのか。 どうしてお婆ちゃんの口はそんなに大きいのか。ほんとうに赤頭巾ちゃんを食べるためなのか。狼は本当にお腹をすかせていただけなのか。もしかすると、狼には里に食に飢えた 沢山の子供たちがいるのかもしれない。そんな、子供たちを救うために、ある日狼は出稼ぎにでる。母ちゃんはしっかりと稼いでくるから、あんたはちゃんと弟達の面倒を見るんだよ。 言いつけを守り、しっかりと弟達の面倒を見る一番年上の狼。出稼ぎに出たものの一向に職にありつけない母親狼。このままじゃ、里に帰る前に私が死んでしまう。 どうにかして食べ物を口にしなければ…。本当はそんなことはしたくない。だけれども、しなければ生きて里には帰れないかもしれない。そんな葛藤をしていた最中、丘の上に小さな小屋を見つける。 そこにはお婆さんがいて・・・とか、そういうストーリーだったかもしれないじゃないですか。人は一面を見て物事を判断しがちです。っていうか、赤頭巾ちゃんは問題じゃない。
兎に角、検索やらで辿り着いてないということになりますと、浮上するのはただ1つ。ミクシにリンクを貼っていた僕のホームページあるいはブログから飛んできた。 そーかー、飛んできちゃったかー。その発想は無かったわー。お兄ちゃんしてやられちゃったわー。てへっ!とかドジっ娘っぽく演じてみるわけですが、 なんていうか、なにこの超展開。乙女っぽくいうと、「や、やだ!い、今アタシの裸みたっ!?」と顔を真っ赤にしていうところです。エロゲではよくある話。 じゃなくて、いや、なんていうか、インターネットの世界って狭いなぁ、とか感慨にふけってる場合でなく、普通に緊急事態でして、エマージェンシーコールがなりっぱなし。 なりっぱなしジャーマンスープレックス。もう意味が分からない。
慌てふためいた私。ブラウザを閉じ深呼吸してミクシを退会して、サイトとブログを閉鎖して、「あたしは何もしなかった。何も見なかった。何も聞かなかった。何も聞きたくない。機械の体なんて欲しくないよ!」と叫ぶこと。 それが私に出来たことだった。それだけだった。
そして、私は僅かな療養期間を経て、今こうやって、また文章を書いている。あのことは忘れよう。アレはきっと悪夢だったんだ。そう信じている。 「信じるものは救われる。」昔どこかの偉い人が言ってた。大丈夫、きっとやれる。私は自分に暗示をかける。そして過去の私は冷凍してしまおう。今から新しい私。 そして、私はテキストサイトを始める。新しいサイトは「冷凍少女」って名前にしよう。
もうすぐ、この町にも春が訪れようとしている。
080311 頬を刺す朝の山手通り 煙草の空き箱を捨てる
先日、生まれて初めて大金払ってKKHしてきました。それはそれはお金がかかる、という話を前々から聞いていたので、 心構えはできていたんですが、いざやるとなるとやっぱりお金がかかる。でまぁ、店員が懇切丁寧に説明してくれるんだけども、 料金設定やらオプションサービスとか、正直理解できない。口調がオカマっぽい。というか、もうシンプルなのでいいです。安いのにしてください。 シンプルイズザベスト。血の繋がっていない妹でなくてもいい。純粋に妹が欲しい。シンプルイズザベスト。毎日起こしに来てくれなくてもいい。 純粋に幼馴染の女の娘が欲しい。シンプルイズザベスト。高級旅館じゃなくてもいい。ただ温泉につかりたい。シンプル伊豆がベスト。 複雑怪奇な設定なんていらない。お金なんていらない。あたしの名前をちゃんと呼んで身体を触って必要なのは是だけ認めて。
ていうか、ココにきてKKHってなんだよ、などと言う閲覧者の方も若干名いるかと思われるので、仕方なく態々説明してやりますが、 携帯電話の機種変更に決まってるじゃないですか。今の時代、なんでもアルファベットにして略すらしいので流行に乗ってみた次第です。 なんか二条君ってお爺さんだよね、などとバイト先で言われたりしますが、これで一気に見返してやれますよ。流行の最先端を行く男、二条ですからね。 アルファベット略なんてかかってこいって話ですよ。AKYが「あえて空気読まない」でSKYが「すごく空気読めない」らしいですけど、 正直最後の「Y」があいまいすぎて困る。「読まない」と「読めない」の違いは海よりも深く山よりも高いと思われるんですが、 どっちにしろ「Y」の一文字って。どっちやねんっつう話ですよ。
という、僕みたいな突っ込みがお爺ちゃんによるSKYな発言なのではないか、と思われるんですが、正直な話をするとAKYよりAKB48の方が断然好ましいというのが今日の結論。
080322 女の子ってか弱いもんね だから庇ってあげなきゃだめだよ 出来るだけ
「初めては大切な人にあげるんだから」という純真無垢な乙女的思考によって親知らずを死守している私、二条でありますが、 (別に親知らずを抜くのが怖いとかそういうんじゃないんだからねっ!)三本きちんと生えそろったのは良いものの、 肝心要の最後の一本だけが、「お前ら絶対にだまされてるぞ、なんでそんな簡単に己の姿を晒すんだよ。」 という意地を張っておりまして、コヤツの所為で上側しか生えていない親知らずが噛み合わせる相手が不在なために、 僕の頬の肉やら姿を見せていない親知らずを隠している歯肉を噛む羽目になる。ちなみに、口の中の肉を噛み切ったことすらあります。
そんなわけで「こいつできる!恐ろしい子!」と、僕は見えざる彼女に毎度毎度恐れをなしているわけですが、食事中に毎回毎回 見えざる敵を相手にするわけにもいきませんし、ていうか、そんな奴のことなんてすっかり忘れて食事するわけですから、 奴は忘れたころに、「ちょっとはアタシのことも思い出してよねっ!」と言った具合に登場するわけです。
そもそも、毎回見えない親知らずのことを考えながら食事してたら美味いものだって不味くなる、が持論です。ただ単に忘れてるとかそういうんじゃない。僕だってね、 そりゃぁ、彼女のことを何時だって理解ってあげたい。何も言わずに抱きしめてあげたい。抱きしめて頭をなでて、涙ぐむ瞳を指でなぞってあげたい。 頬擦りして、髪の毛をワシャワシャしたい。そいでもって、ストレートの黒髪を手櫛で直してあげたい。でも、そんなわけにもいかないじゃないですか、 食事のたびに親知らずの事を思い出しながら食事するって、どんだけ親知らず好きなんだよ、と。どんだけ、お前は親知らずフェチなのか、と。「飲みにいこうぜ!」 「いやぁ、今日は親知らずの奴がさぁ」とか電波じゃないですか。
そんなわけでね、僕もまぁ、日常生活中は彼女の存在なんてすっかり忘れて生活しているんですが、つい先日、久々に彼女の自己アピールがありまして、思いっきり彼女の上に被さっている歯肉を噛みました。 なんていうか、噛んだと言うか、上側の親知らずが下側の肉に突き刺さったというのが、まさにその表現なんじゃなかろうか、という勢いで突き刺さった。悶絶。 その所為でここ数日、まともに食事が出来ませんで、食事をしたとしても、治りかけた傷口を再び悪化させるという負のスパイラル。で、こういった時に限って、 「奢ってやるから出て来いよ」とか飲み会とかがあったりするんですね。ほんと、お前らは良くわかってる。でまぁ、これ以上悪化して膿んだりしたらソレこそ 地獄ですから毎度毎度、口の中の菌を死滅させるどころか、唾液すら出てこなくなるのではなかろうか、といった勢いで口を漱いだりしてしているわけですが、 こんな事が年に何回もあるんなら上側だけに生えている親知らずを抜いたほうが良いんじゃないか、とまぁ、思いもするんですけど、 ほら、なんていうか、彼女だって精一杯生きてるわけですから、「アタシも御主人様の役に立ちたい!」とかね、そんな想いを一心に生えてきたはずですから、 そんな彼女を、ちょっとたまに口の中を噛み切ったり、突き刺さったりするくらいで、抜いたりするのも酷じゃないですか。
いやね、だから、歯医者に行って抜かれるのが怖いとか、そいういうんじゃないの、ほんと。
030331 けぶる木漏れ日浴びふと気付く
疾風怒濤の如くというか、烈火の如くというか、修羅の如くというか、龍が如く忙しかった今日この頃。世界中が僕に注目してるんじゃないかと疑ってならない。 今全人類が注目する男、二条。みたいな。彼なしでのこの計画の成功は考えられない。いいか、絶対に彼を見つけ出すんだ!いいか!絶対だぞ! とか噂されてるに違いない。前世であんなに愛しあったじゃないですか!とか電波系の女の娘に恋焦れられているに違いない。だからこんなにもクシャミが止まらないのか、 という自己解決。我ながら素晴らしい自己解決。いやぁ、それほどでもないですよぉ、という自画自賛の嵐。さて、次は目の痒みについての自己解決を!はやく! 「証人、前へ」と厳かに発言する裁判官。だから私は花粉症じゃないんだってば!ち、ちがう!冤罪だ!わ、私はなにもしていない!男の叫び声が虚しく法廷に響き渡たる、小春日和の午後。
080407 君の名前を呼んだ後に
携帯電話を新調してから早一ヶ月ほどが経過したわけですが、そんなことを言ってる間に年が明けてから早くも三ヶ月を過ぎまして、 気付けば今年も残すところ後9ヶ月。年の三分の一が終わっているという驚くべき事態。全然気付かなかった。僕の知らないところで 確実に根を張り、深く絡みついて、僕の心を虜にしていた。ふわりと温かくて、それでいて切ない。こんな気持ちになるなんて知らなかった。 これが、恋、だったんだろうか。君を初めて見たあの日もこんな風の暖かい日だった。桜の薄い桃色が、春の光に照らし出された君の姿が、 僕の脳裏に焼きついて消えない。指で触れようとすると、淡く消えてしまう。そんな私の、脳内片思い。
080415 ここでキスして
いつだって貴方のことを想っているのに貴方は私に気付いてくれない。ねぇ、こっちを向いて、私の瞳を見て、話を聞いて、 といった感じで、僕だってサイトのことを考えているんですが、考えているだけで、考えてるだけじゃ始まらない、 有言不実行といいますか、有思不実行といいますか、もう何を書いてるのか良くわからないんですが、とりあえず言いたいのは ちゃんと毎日更新したいな、とかね、思ってる。それだけは認めて欲しい。僕のね、この更新しようという熱く迸る想いを、 加速してヒートアップする更新への熱くたぎるマイハートを、マイソウルを貴方に届けたい。届けこの想いあの日の君へ、とか 小田和正バリに声高々に歌いたい。新入生って、去年まで女子高生だったんだろ!ハァハァとか思ってたけど、よくよく考えてみれば、 僕の通う工事現場にも良く似た校舎は、工学部の学生しかいないんだから、女子の新入生が入ってくるはず無いじゃないかとか、 そんな当たり前のことに気付き絶望しながらも、時は残酷にもすぎ、僕の二年生の生活は空しさと共に始まったのでした。
ざんねん わたしの だいがくせいかつは おわっていた
080424 あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう
大分今更の話で、お前は何時までこの話題を引っ張るんだ、と読者から怒涛の如く突っ込まれそうですが、
携帯電話の機種変更をしたわけで、着信メロディいわゆる1つの着メロを、個人的には着エロの方が好きなんですけど、
その話は今は別に重要じゃないので向こうにおいておくとして、着信音の設定やら色々と弄ってるわけですけど、
よくよく考えてみれば発信することはあれど、別段受信しないんだから無駄じゃないか、ということにふと気付きまして、
無駄な労力に絶望し、もっと考えれば機種変更する必要性なんてなかったんじゃなかろうか、というかむしろ携帯電話なんて必要ないんじゃなかろうか、
私はココにいていいのだろうか、地球はどうして出来たのだろうか、宇宙はどこまで続いているんだろうか、
1+1はなぜ2なのだろうか、我思うゆえに我あり、あの女子高生のパンツの色は何色だろうか。
・・・純白。・・・いや、淡い桃色。む、もっと大胆に黒。いや、ここは激しく赤。だが断る。・・・薄い水色で。うん、水色。白と水色のボーダー!
じゃぁ、僕はウェブデザイナー!
080429 男らしくて光るぜカウボーイ
遅れませながら報告ですが、とりあえず一年次の単位は無事に修得できた模様で、二年生になれた次第です。授業中にずっと アニメを見ていたりしていたにも関わらず(いやぁ、翠星石ってば本当にかわいいですよね)、何の問題もなく単位を修得できたことが 不思議で仕方ありません。もしかすると、何か、僕にはすごい、なにか特別な、単位を呼び寄せるような力があるのかもしれない。 やばい、僕ってばすごいんじゃないかしら!などという何の根拠も無い理論に基づいて、必修科目を履修しないという荒業を実行することにしたのでした。 きっと履修しなくても単位はもらえるはず!だって僕には特殊能力が!
080526 神様はいない だって祈ったもん 想いが届きますようにって
やっぱ人って変わるもんじゃないですか。形あるものは当然、時を経て進化したり退化したりするわけです。別段好みじゃなかったはずの 女の娘が、思い出すたびに、なんだかとても素敵な娘だったように思えてくるのとかと同じです。あの時気付けば良かった、とか思っても どうにもならない類の話。でもまぁ、仮に戻れたところでやっぱりソレほど美人じゃなかった、とか気付いてしまう。そんなやるせなさ。
何事も無かったかのように普通に更新していますが、皆様どうもお久しぶりです。正直このサイトを開いたのが二週間ぶりとかなんですけど、 そんな事言えるわけない。ウェブ拍手のログが全部流れてるから返信できない、とか言えるわけない。好きだ、なんて言えるわけない。 アタシはこうやって陰から先輩を見守ってる。それだけで良い。先輩が笑って過ごしてる。それだけで良い。で、でも、でも、で、出来れば、 出来ればこの想いに気付いてくれれば、想いが届けばいいな、って。そんな事を考える今日この頃です。
じゃなくてですね、恋する乙女の話とかじゃなくて、先日ついに我が家にも無線LANとかっていうモノを導入しましてん。 これが、もう凄くて。今までは有線のみの使用だったわけで、ノートパソコンをネットにつなぐために態々毎回、メインのデスクトップがある 部屋から10mのLANケーブルを引っ張って来てたんですが、もうそんな面倒な作業をする必要もなく、常時インターネット接続可能。 なんていうか、人類すげー!とか思わず叫んだ。無線LANとか好き好き大好き超愛してる、といった具合で、常時ノートパソコンで接続中。 そのお陰で今まで使っていたデスクトップさんから離れてしまいまして、まぁ、なんていうか、更新用のファイルの移動とか更新環境整えるのとか面倒くさいことこの上ないんですが、 という至極単純極まりない意見が脳内国会で提出されまして、暫く放置してもいいじゃん?なんとか式っていうサイトも更新してないし、更新しないとかカッコいい、なんていうか、ナウい、 テキストサイトっぽい!そこに痺れる!憧れるっ!
マビノギやってたから更新忘れてたとか、そんな事いえるわけない。
080729 どんなLOVE SONGも 誰か1人のために 書かれているんだと 思うんだよ きっと
気付けば一層と太陽が照りつける真夏です。熱いです。体が溶けるんじゃなかろうか、と毎日気温を憂い、女子高生の 半袖のワイシャツから伸びる白い二の腕に見とれる、そんな季節がやってきました。なんていうか、あのもうね、女子高生の二の腕とか たまらないですよね。とか、久々の更新で最初っから、「またか・・・」とか画面越しに呟かれそうな更新でアレなんですけど、どうもお久しぶりです。二条です。
そんな感じでですね、前述したように、夏真っ盛り、連日30度を超える暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか、著中お見舞い申し上げます。 とりあえず、僕にお見舞いはいらないので、単位をください。単位を。長い前期の授業を死ぬ思いで切り抜けたわけですが、 そんな事とは無関係に、単位は無常にも僕の目の前から消えていったのでした。待って!行かないで!僕を置いていかないで! お願いだから一人にしないで・・・!よ・・・。もう、もう、いやだよ!一人ぼっちなんてイヤだよ・・・。彼女は、後ろから、そっと抱きしめてくれる。 大丈夫、私はずっとここに居るから、ね。そんな悲しい顔をしないで・・・。私はずっと一緒だから・・・。彼女の柔らかさを感じながら、僕は、深く、深く、深い眠りにおちてゆく。
080801 貴方のことを 深く愛せるかしら
こうも暑いと、何もやる気がおきない。ということでまぁ、何もせずに過ごしてやろうと決めるんですが、よくよく考えてみれば、 普段から何もしてないじゃないか、という声が何処かから聞こえてきまして、怖くなってきたので、こうしてパソコンを開いて テキストを徒然と書いてみる次第です候。振り向けば今年も既に7ヶ月過ぎまして、今日から8月だとか、違うとか。 バイト先で、「こちら返却期限は・・・」というときに、あぁ8月なんだ・・・、とちょっとしたセンチメンタルを味わうのが最近のブーム。
080804 胸の砂地に染み込んでゆくよ
昔、偉い人は言いました。「働いたら、負けだ」と。僕もその言葉を胸に強く刻みながら生きてきましたが、やはり、「よく考えよう、お金は大事だよ」と 別の偉い人が言ったのを切欠に、お金を求め、職を求め、胸に刻んだ言葉を消してしまったのでした。
そんな風にして、バイトを始めてかれこれ一年が経過しました。まぁ、去年新しくやってきた店長の頭が若干悪いことと、クレーマーさえいなければ、 バイト仲間も皆さんいい人ばかりで何の文句もありません。時給あげてくれ。そんな中、最近、もっと身につく仕事を したほうが良いのではなかろうか、という思いに駆られることがしばしば。確かに今のバイト先での仕事には慣れたし、顔見知りのお客さんも出来たし、 それなりに信頼してもらって仕事はしている。だけど、だけど、もっと私に合った仕事があるんじゃなかろうか。もっと自分のスキルを 磨けるようなバイト先を探したほうが良いのではなかろうか、と。もっと自分に合う人がいるのではないか。
先輩にはアタシより、もっと素敵な人がいるんじゃないかな・・・。彼女は、ふわっと微笑みながら、窓の外を見た。なんでだろう、どうして僕の想いは彼女の胸に届いてくれないんだろう。
世界中の誰より、僕はキミの事が好きなんだって。どうして僕は言えないんだろう。僕の前に座っているこの娘は、何を見ているんだろう。この小さな身体に、どんな想いを秘めているんだろう。
僕は知りたい。誰よりも知りたい。僕はそっと手を伸ばす。少し驚いて、僕の方を見る。空いた窓から、そっと、風が吹き込む。カーテンがゆれる。女の娘が微笑む。
その大きな瞳が、
僕を、
捉える。
ふと我に返る。あのAV女優のランキングって何位だっけか。
080809 全てが思うほど うまくはいかないみたいだ
彼女を見かけたのは大学の生協だった。
授業のあるキャンパスと学食までは少し距離がある。その中間点にあるのが生協。大学生活に足りないものがあれば、 とりあえずココに来れば一通り揃う。そんなことを誰かが言ってた気がするけど、べつにココに来たからって、 男だらけのむさくるしい、僕のキャンパスライフに女の子が補充されるとか、べつにそういうわけじゃない。
その日は丁度午後からの授業がなくて、僕は学食帰りに生協で品物を物色していた。流石工学部ということで、USBメモリやら、 ディスプレイ、プログラミングの参考書、ライトノベルとか、そんなモノが揃っている。一通りの冷やかしが終わり、本屋にでも寄って 帰宅しようか、などと考えながらふと視線を上げた先に見えた、思わず吸い込まれてしまった白すぎる素肌。 僕は思わず、触れようとして手を伸ばし、彼女に触れそうになる直前に我に返る。動けない彼女。
「あ、・・・す、すいません・・・」
咄嗟に謝る僕。彼女は、少し頬を染めて下を向いた。それが僕と彼女の最初の出会い。
それから何度か彼女の姿を生協で見かけるようになった。前からいたのに、僕がずっと気付いていなかっただけの話なんだろうけど。 彼女の方も僕に気付いてくれて、よく話すようになった。話してみてわかったのは、彼女は僕と同じ学科で、同じ授業も受けているらしいとの事。 今までずっと気付かなかった僕はどうかしてる。じゃぁ、今度は教室で、僕が言うと、彼女は、なんとも言えないような顔をしてから、うん、と頷いて、笑った。
それから僕らは、同じ授業があれば隣に座った。彼女は大学内に親しい友人がいないらしく、僕と同じだった。 僕が話すとよく笑ったけれど、彼女から自分の事について話す事はあまりなかった。深い闇に包まれていた夜空に、ぽつん、ぽつん、と星が灯るように、僕等は穏やかな時間を過ごした。
そんな風にして一週間が過ぎた頃、彼女は僕の前から消えてしまった。もう僕に向けて、あの温かい笑みを浮かべることも、 時々恥ずかしそうに二回頷く仕草や、何かあると少し首を右に傾ける癖とか、そんな何もかもが、僕の前から消えてしまった。
一週間で壊れた、僕のマウス。